現場だけに全ての答えがある訳ではない Vol.5|パチンコ・ホール経営コンサルティング

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現場だけに全ての答えがある訳ではない Vol.5

『現場に全ての答えがある』、なんとシンプルで美しい響きでしょう。

一時期、この考えの狂信的な信者だった私は、業績向上のネタに詰まると、とにかく店に出て、お客様や従業員、機械や設備、音楽や空調、清掃状況や店のサービス、釘や傾斜、トイレに駐車場、店舗の内装や外観、景品に両替機、照明の照度に機種配列…
とにかく見て見て見まくり、と同時に考えに考え抜きました。
それでも、アイディアが浮かばないことも間々ありましたが、『現場に全ての答えがある』教の狂信者だった私は、現場を見て事務所で思索を重ねても業績向上策が思い浮かばないと、再び店舗に行くのでした。

そんなとき、本を読むことに掛けても、現在まで数千冊を読むくらい、本の虫のような私が、一冊の本を読んで衝撃を受けました。
それは、いつも読むビジネス書、古典、自己啓発書や哲学書ではありませんでした。
本の題名は、『国盗り物語』という一冊の小説でした。
そう、司馬遼太郎さんの、斉藤道三と織田信長とそれにまつわる物語でした。
道三や信長は、当時の世の中で絶対的なものとされている『仏』のようなものさえも、その本質を見抜き、『有益なことも多々あるが、それを悪用されてしまい、ときに改革の弊害になることもある』と否定し、それだけでなく、世の中の常識というものが、一般人には有用なことが多くとも、志の高い者にとって、いかに邪魔になるケースが多いか、常識との対決の人生だったといっても過言ではありませんでした。
エジソンが現状という、いわば常識といえるようなものに安住せず、次々に発明していったように、道三や信長のような志の高いものにとって、その目標を達成するに当って、常識というものは大半のケースで役に立たず、楽市楽座に始まり、徴税方法(不況時の減税など)や戦争での戦略や戦術でも、独創に次ぐ独創の人生でした。
まさに、泰平の世を築く為の、エジソンとでもいうべき存在でした。

また、私が特に魅かれたのは、一介の僧侶に過ぎなかった存在から、ついに美濃の事実上の国主にまで登りつめた、道三の成長意欲でした。
無論、諸手を挙げて賛成は出来かねるのですが、無い無い尽くしの坊主から、国主に至るまでは、手本すらなく、志を遂げるには必然的に新たな方法を生み出すしかなかったのです。
道三のとてつもない成長意欲と創造性に衝撃を受けてからの私は、狂信していた『現場に全ての答えがある』という考えにさえ、疑念を抱くようになりました。

それからというもの、
・ 商圏内の近隣他店と競合しないニッチの営業政策の考案
・ 業界で常識的な仕入れ値をはるかに上回る、掛け率での一般景品の仕入れ
・ 日本で初めて考案及び実施したバラエティーコーナー
・ 業界で初めて、遊技台の投資効率の計算方法を考案し、効果を落とさず遊技台費の大幅な削減に成功した機械ROI(投資効率を簡単に計算できるエクセルファイルがありますので、ご希望の方は、info@allw.jpまで、『遊技台ROI希望』とメール頂ければ、無料でご送付させて頂きます)
・ ニッチの営業政策を導入し、イベントを完全に廃止しても、安定且つ高レベルの稼動により、広告宣伝費やポップの差し替えなどの人件費を大幅に削減
・ 利益に繋がる顧客満足のみ提供し、その観点から従業員の業務も抜本的に見直し、人件費の大幅な削減(平均30%程度の削減実績・最高50%削減の実績あり)
・ 金融機関との付き合い方を見直し、通常をはるかに超える長期での資金調達(それによる、競争力ある粗利率での営業により、高いレベルでの高稼働の維持)

等々、これらは、『現場に全ての答えがある』との考え方の先を行きたかったからこそ、『現場だけ見ていたのでは得られなかった有益なノウハウ』を手に入れることができ、再び高い成長性を取り戻すことができました。

お釈迦様が、真実の経を顕すまで、42年間方便を説きつづけたように、『現場に全ての答えがある』には、一定レベルに到達するまでには、非常に高い効能がありますが、それ以上を目指す方にとっては、不十分な概念と今では確信します。
剣の道にも、『守、破、離』という考えがあるように、業界全般が低業績に悩んでいる昨今、その他大勢をはるかに抜きん出た存在や結果を目指す方は、業界通念から『離』れ、この難局を打破するオリジナルの方法を歩んで行く必要がありそうです。

長文最後までお読み頂きありがとう御座いました。

今回のコラムに共感して頂いた方、私と情報交換しませんか!私のアドレス、ohyama@allw.jpまでお気軽にどうぞ!



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