回らない症候群 vol.18|パチンコ・ホール経営コンサルティング

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回らない症候群 vol.18

 このタイトルを見ただけで、言いたいことが分かった方は、結構(質、量共)な経
験を積まれている方と拝察する。

 私も業界に従事して10万時間(1日15時間程度×350日程度×23年=約12万時間)を
少し越えた程度のまだまだ未熟者だが、24、5の更に未熟な頃(現在41才)は、先輩
や業者の方から何かのアイディアをもらうと、単純にすぐに実行したものだ。

 あるホールコンピューターメーカーの方に、『回した方が良い』と言われれば、
「なるほど一理あるな」と、その日のうちにシミュレーションし、次の入替の時には
『50個交換(当然4円貸し)』&『諸々の釘調整』をし、兎に角、恐らく史上最も回
る店舗だったと思われる。

 当然、私は、圧倒的な自信を持ってお客さまの声を聞くべくホールに出て、『50個
交換や諸々の調整に関しての趣旨』を、開店と同時にマイクで説きに説きまっくっ
た。

 そして、一通りの選挙演説のようなマイク放送を終え、お客さまの喜びの声を聞く
べく、自信たっぷりに島に入っていった。

 すると常連のお客さまから、『店長!大当りさせる為に打ってるのに、こんなに出
玉を削りやがって、大当たりでストレスが溜まるとはどういうことや!』と年配のお
客さまから、どやしつけられた。

 その後も、『全然、チューリップ(電チュー)に入らんぞ!』等の、似たようなお
叱りが殺到し、クレームを言わないお客さまからも、強烈な怒りの視線を浴びせ掛け
られてしまった。

 『これは、たまらん』と、事務所に緊急避難し、その日の閉店後に、『諸々の釘調
整』を、緩和したものに直したが、翌日も前日程ではないが、同様のクレームが続い
たので、命釘以外は以前のレベルまで戻し、命釘で利益調整したが、それでも50個交
換が不評のようで、次の開店には元の40個交換に戻した。

 すると、下がってしまった稼動もしばらくすると元に戻り、その他の営業努力で、
再び以前のような右肩上がりの稼動を取り戻すことができた。

 私にすれば悪夢のようなひと月だった。

 その後は逆に、『出玉はMAX』、『確変中も玉減りしません』等を、各台ポップ
等で訴求し、お客さまからご好評を頂いたことが多い。

 また、九州で一番最初に無制限営業にしたときも、業者や会社の同僚からも、『回
せなくなるぞ!』と忠告を受けたが、その忠告に反して、一気に稼動が倍になったも
のだ。

 私の経験はさておき、業界の歴史を振り返って見ても、

一回交換
 ↓
『7』で当ると連続遊技
 ↓
ラッキーナンバーで無制限
 ↓
全台無制限

 などのように推移していき、あまりホールを回ったことが無い方(いっぱいチャレ
ンジし、多くの顧客の声を聞き、感覚を練磨させる為にも、単にホールに出ても意味
はないが、色々な施策を投入した上で、店長も顧客の声を聞く為に、最低5年はホー
ルに出た方が良いと思う)や、顧客の声を聞くより、ホールコンピューターを眺めて
る時間の方が圧倒的に長い方や、評論家的な方から、その都度、『回せなくなり、客
が飛ぶぞ!』と言われたものだ。

 更に、

40個交換
 ↓
等価や高価交換

に移行する度にも、同様の忠告を受けたが、お客さまの反応は、それとはまったく真
逆で、業界を見渡しても、今では大半の店舗が25個〜33個程度の交換率が主流だ。

 このことからも、『回る、回らない』は来店して打ってからの話しで、表面上は、
より条件の良い店舗に流れるのがファンの心理であろう。

 別に等価交換を進める訳ではないし、等価交換の信奉者でもないが、コンピュー
ターでシミュレーションし、『この方が回せる』と表面上は条件を悪くし、結果、お
客さまに毛嫌いされ、稼動が極端に悪くなってしまい、必要最小限の支払い確保の
為、等価や高価交換と大して変わらない回転率になってしまっている、笑い話のよう
な店舗も数多く見てきた。

 『回らない』といえば、20年ほど前の一発台などは、大当りの入賞口に入るまでは
何の動きもなかったが、セブン機を脇役に追いやり、店のメインコーナーとして、賑
わったものだ。

 同じく、回らない機種の代表といえば、自主規制となった、『ダイナマイト』や
『エキサイト』などは、1分間に2回前後のスタート回数だったと思うが、6回前後回
るセブン機より、良い稼動をしたものだ。

 このことからも、しかるべき還元率さえ行えば、遊技客は打ってから分かることよ
りも、来店する前に分かる(チラシや口コミ等)有利な条件の店に流れると確信す
る。

 また、来店してからも、例え同じ玉(コイン)粗利でも、ポップやイーゼル等で、
打つ前に分かる機種や台に流れるのは、成長意欲が高く、様々な施策の投入や試行錯
誤を重ねたベテランの方であれば、釈迦に説法であろうし、それこそ、何度どころか
何百、何千と見てきたことであろう。

 同じ玉粗利を頂戴するにしても、少なくとも表面上は、より『得』だと思える営業
政策を導入すれば稼動が上がると言うほど単純なものでもなく、それを商圏内に分か
りやすい宣伝や媒体を駆使し、周知徹底できなければ飛躍的な稼動増は難しい。

 しかし、少なくとも業績不振店は、『目先の利益ありき』で今の結果に至ったケー
スが大半で、粗利と稼動さえ確保できれば、全てお客さまに譲歩(お客さまが望むよ
うに)するくらいの発想転換が先ずは必要であろう。

 単純に捉えられては認識違いされる可能性が高いが、回すことに夢中になって、大
当り出玉は少なく、確変ベースもかなり削ってしまったり、『ここの店長セコイ!』
なんて言われてるかも知れませんよ(何を隠そう、若き頃の私がそうでした(爆))


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本コラム執筆者 株式会社オールウィン代表 大山清光 

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株式会社オールウィン E−Mail info@allw.jp 
電話 03−6225−5536(担当 大山)


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