【店舗紹介】
台数:300台程度
15分圏内居住人口:約22万人
15分圏内競合店:31店舗
地方郊外店
【コンサルティング前の主要データ】
パチンコ約10,000個/月、スロット約5,000枚/月
月間平均粗利 約3,200万円
月間平均販管費 約3,800万円
月間平均営業利益 ▲600万円
【コンサルティング開始3ヵ月後の主要実績データ】
パチンコ約30,000個 スロット9,000枚
月間平均粗利 約3,200万円
月間平均販管費 約2,300万円
月間営業利益 約900万円
月間営業利益改善額 約1,500万円
この店舗をいかにして改善したのか?その方法をご紹介しよう。
当該店舗の問題点としては下記のような点が挙げられた。
■玉粗利30銭以上、コイン粗利70銭程度で、長期間稼動が右肩下がりの状況が続いている
■粗利対比で販管費が長期に渡って100%を超えているにもかかわらず、粗利と稼動が向上してこない
□営業政策の見直し
□販促の全面的な見直し(訴求内容と販促ツールや数量を抜本的に)
□遊技台費を中心に月額1,500万円(台当5万円)のコスト削減
□稼動が3倍になっても人件費は3割削減可能なオペレーション(業務)へ見直し
□店長の収益管理の帳票を、経常利益レベルから概算のキャッシュフローレベルの物へ変更
□資金繰りが厳しい為、金融機関へ再建計画を持ち込みリスケ交渉
□再建の為の初期投資は、全てコスト削減で捻出
これらを約1ヶ月半で実施し、3ヵ月後には上述したとおりの結果となった。
地方の郊外立地であるのに、新台を台当5万円以上購入し、日毎や曜日毎のイベントなど競合と同質的で集客も振るわない為、結果、高粗利率で営業せざるを得ず、約3年近くも不採算の状況が続いていた。
市場と真逆のことを行っていた為、徹底的に競合を回避したオンリーワンのコンセプトや、今までと真逆で市場にマッチした適正レベルの還元率で持続可能な、正に収益体制となるよう留意した。
オーナーが民事再生を検討している最中に弊社へ依頼があり、スピーディーに対応した結果、1ヶ月半程度で
収益体制が構築可能となった。
その後も、プラスαの施策を投入し続け、月額1,500万円の営業利益改善は継続しており、年間1億8千万円の
営業利益改善は十分達成可能なペースで推移している。